ふと、小さい頃にシンデレラを読んだ自分が憧れたのって、シンデレラではなく魔法使いだったなぁというのを思い出しました。今もそうですが。
魔法使いになること、魔法が使えるようになること、そういうのに、ずっと憧れてます。
何の役にも立たない魔法でいいから、とにかく使えるようになりたい。魔法それ自体に憧れてる。
ちょっと前についったさんで、自分は学生の頃に将来の夢を画家や小説家や漫画家だと素直に話しても、幸いなことにそれを親や先生に否定されたことが覚えている限りはなかったはず、ということについてツイートしましたが、一番の夢だけはずっと話さずにいました。一番の夢は魔法使いなので。
否定されるかも、みたいな恐怖は、上記の通りそういった面で大人に恵まれていたので特になかったのですが、だからこそ困らせたくないという気持ちが。
自分が大人の立場だったとして、目指し方すらわからない夢はさすがに困るのでは、と。
そんな感じでこっそり憧れて、夢見て、魔法やファンタジー関連の本をひたすら読んだり、綺麗な石を綺麗な箱に入れて魔力を込めようとしたり、魔法陣を描いたり、呪文を繰り返し唱え続けたりしてたような子どもでした。本は読書自体が好きだから他のもいろいろ読んだけど。
そして今も、やっぱり一番の夢は変わらなくて、他にもやりたいことが増えたから昔みたいなことはあまりしなくなったけど、それでも魔法や魔法使いへの憧れは変わらないので、せめて死ぬまでに、魔法じゃなくても、魔法みたいなこと、ぐらいは創作でできたらいいなぁと思ってます。できればいろんなことを、たくさん。
今日はまた一つ歳を重ねちゃったので、重ねた年数は、しっかり形にしたい。